診療案内

ホーム > 診療案内|緩和ケア内科

緩和ケア内科

■ 緩和ケア内科

緩和ケア

緩和ケア

医師からのひと言
あなたの尊厳を守り
あなたの全てを受け入れ
あなたに奉仕させていただきます

治癒不可能な疾患の終末期にある患者さんとご家族のクオリテ ィ・オブ・ライフ(生活の質、生命の質)の向上のために、ホスピスケアは、さまざまな医療の専門職が協力して作ったチームによって行われます。

病気を治すための治療は行ないませんが、身体や精神的な苦痛の緩和を積極的に行ない、患者さんが最後まで一日一日をその方らしく送っていただくお手伝いをいたします。

<医師からの一言>

当施設は、市民グループ「ホスピス設置を願う会」の長年にわたる積極的な活動が実を結び、平成10年5月宮城県では初めての緩和ケア病棟(ホスピス)として開設されました。現在でも多くのボランティアが内外から緩和ケア内科を支えて下さっており、「地域との連携」という21世紀の理想の医療モデルとしても注目されています。

緩和ケア内科では病気を治すための治療は行いませんが、痛みなどのつらい症状については積極的に緩和を行います(緩和医療)。同時に心のケアにも重点をおき、病の苦しみと闘うだけの日々から心身ともに解放され、その方らしく生きていただけるように、スタッフ一同がお手伝いさせていただきます。

緩和ケア内科(ホスピス) 外来受付時間
  午前の部 午後の部
  休診となります 13時00分~15時00分
亀岡祐一(予約制))
亀岡祐一(予約制)
  注)月・木曜日の午後のみの完全予約制です。

<担当医師>

・亀岡祐一 (かめおか ゆういち)
日本緩和医療学会暫定指導医(認定番号 第 20091087 号)

<ホスピスでの生活>

ホスピスでの生活

■ 緩和ケア内科(ホスピス)ご利用の流れ

<外来予約>

・外来は完全予約制です。(外来受診の予約にも時間を有することがありますので、お早めにご予約下さい)
・外来受診の予約はお電話、または、直接お越しください。
・予約して頂いた時間にホスピス棟1階事務まで直接お越しください。
・予約にあたっては入院基準・入院基準解説などを参照し、該当することを確認の上、ご予約下さい。

<外来受診>

・外来受診に必要なもの
①主治医からの紹介状や検査データ、レントゲンやCTのフィルム、または、データが入ったCD-ROMなど
②健康保険証
・患者さんご本人が外来受診されることが望ましいですが、諸事情により受診ができない場合は、ご家族など、ご本人の意思を代弁できる方でも差し支えありません。
・当院への入院の相談だけではなく、通院や在宅のご相談にも応じます。
・外来相談には医師・看護師のほかに、医療福祉相談員やパストラルケアワーカーも同席させていただきます。

<入院>

・外来受診のあと、スタッフによる入院判定会議が行われます。
・外来受診から入院までの期間は、空室や入院予約の状況により変動します。
・入院時に必要なものや入院生活に関するお知らせは、外来受診の際に「ホスピス入院のしおり」を差し上げておりますので、そちらをご覧ください。

■ 緩和ケア内科(ホスピス) 入院基準

1. 医師が「治癒が望めないことと判断した悪性腫瘍の患者」を対象とする。(原則として余命6か月以内と診断された患者を入院の対象とするが、入院して症状コントロールが必要である場合や、入院判定会議で入院の必要を認めた場合は例外とする)

2. 患者と家族、またはそのいずれかが入院を希望していることを原則とする。

3. 病名告知は必要ではないが、「治癒が望めない病気(病状)であること」「入院後は治癒を目的とした治療は行われないこと」の2点を理解していることが必要である。ただし、高度認知症状態、脳腫瘍や病状の悪化で意識レベルが低下し、認知能力が乏しいと判断された場合はその限りではない。

4. また、入院後3か月以上経過し病状が落ち着いており、その後も月単位で同様に病状が経過するであろうと予測された場合は、在宅や他施設への移行が検討されることを、患者と家族またはそのいずれかが了承している。

入院基準の解説

<入院の対象について>

現在、日本で緩和ケア承認病棟(施設ホスピス)で入院治療を受けられるのは、「がん」と「エイズ」の患者さんだけです。当ホスピスでは、現在、がん患者さんだけを入院や通院の対象とさせて頂いております。

<病状告知の必要性について>

当ホスピスでは以前、入院後、患者の求めに応じて適切な病名・病状の告知が行われることを家族が了承していれば、未告知でも入院して頂くこともありました。しかし、病名・病状を知らず、また、ホスピスへの理解が十分ではないと、「病院を変わったのになぜ悪くなるばかりなのだろうか」、「検査も注射もしてくれないのはどうしてなのか」など、かえって苦しまれる方々もいらっしゃることがわかりました。そのため「治癒が望めない病気(病状)であることを理解していること」を入院の条件に加えました。

入院後の病状説明について

限られた大切な時間をその方らしく過ごすためのお手伝いをさせて頂くことが、ホスピスケアの大きな目的です。そのためには、ご自身のことをある程度知っておく必要があると考えています。当ホスピスでは入院後にがんであることを告知したり、より詳しい病状の説明をすることもありますが、なかには最期まで病状について質問をされない方や、病状説明を望まれない方もいらっしゃいます。すべては患者さんの希望に応じて対応しております。「聞きたくない」、「家族に任せる」という判断を患者さんがされるのであれば、その患者さんの意思が尊重されます。

■ 緩和ケア内科Q&A

入院に関するQ&A 生活に関するQ&A 緩和医療に関するQ&A 家族ケアに関するQ&A

入院に関するQ&A

外来を受診する決心がつきません。見学だけでもできますか?
事前に連絡をいただければ、見学を兼ねての相談にも応じます。
入院費用はどのくらいかかりますか?
医療行為に対する費用は一般病院と同様に、各種健康保険が適応されます。高額医療の助成の対象になりますので、実際の負担額は一般の入院と同程度になります。その他の費用として、食事代・有料個室の差額料金などが加算されます。医療費についてお困りのことがありましたら、医療福祉相談員にご相談ください。
病名の告知を受けていないと入院できないのですか?
告知を受けていることが望まれます。これは告知をうけていなかったり、患者さんご自身が病状を理解されていないと不安や不信感を抱いてしまうことになるからです。「治療が望めない病気(症状)であること」「治癒を目的とした治療は行わないこと」を、理解されていることが必要です。詳しくはホスピス入院までの流れの入院基準をご覧ください。
一度入院したら退院は出来ないのでしょうか?
症状が落ち着いたり、患者さんとご家族の希望があれば退院できます。また、ご家族が介護に疲れた時に休息をとっていただくための短期入院や、ホスピスでの生活を体験していただくための入院なども出来ます。
在宅でのケアは受けられますか?
当院では往診・訪問看護は行っておりません。しかし、在宅ホスピス医、訪問看護ステーション、在宅介護ステーションなどと連携を取っていますので、希望される生活様式を選んで頂くことが出来ます。
クリスチャン以外でも利用できますか?
キリスト教信者以外の方でもご利用頂けます。

入院生活に関するQ&A

一日の生活はどのようなものですか?
一般病棟との違いは起床・消灯・検温の時間などの規制が緩やかなことです。基本的には、自宅での生活習慣を出来るだけ保っていただけるようになっています。
面会はどうなっていますか?
面会時間に制限はありません。小さなお子様や、ペットの面会も他の方にご迷惑がかからなければ可能です。
服装は自由にしてもいいのですか?
好みの服装で生活していただいて構いません。病衣のご用意もしています。
タバコやお酒の規制はありますか?
病院敷地内、禁煙となっています。医師の許可の範囲内であればお酒を飲むことができます。
お風呂は毎日入れますか?
希望に添えるようにお手伝いさせていただきます。
外出・外泊は出来ますか?
可能です。移動のための介護専門の車を予約することもできます。

緩和医療に関するQ&A

ホスピスでは治療は何もしないのですか?
がんを治すための治療は行いません。しかし、痛み・食欲不振・吐き気・息苦しさ・体のだるさなど、不快な症状に対しては積極的に対処します。
痛みは取り除けますか?
がんの痛みを和らげるために「WHO方式」による鎮痛の緩和医療を積極的に行います。また、痛みによっては、神経ブロックや放射線治療などの特殊な技術や設備を必要とする場合は、他の医療機関と連携し、症状緩和に努めます。
モルヒネを使うと命が縮むというのは本当ですか?副作用はどういうものがありますか?
モルヒネが命を縮めてしまう、ということはありません。主な副作用は、便秘・眠気・吐き気です。副作用への対策も行います。
民間療法や代替療法を受けられますか?
希望があればご自由に行ってくださって構いません。しかし、明らかに患者さんの負担となっていたり、害があると医師が判断した場合は、許可出来ないこともあります。また、民間療法や代替療法の責任を負うことはできません。
心のケアもしてくれますか?
患者さんとご家族の心のケアをしています。専門のパストラルワーカーもおりますので、お気軽にご相談ください。

家族ケアに関するQ&A

いつでも家族がそばにいてもいいのですか?
患者さんにとって最大の心の支えはご家族です。大切な時間を有意義に過ごしていただくためにも、できるだけご家族やご友人の方々にはそばにいていただきたいと思います。病室の他に、宿泊出来るお部屋もご用意しています。また、ディルーム、キッチン、家族風呂などの設備もあります。
家族は臨終に立ち会えますか?
最期の時をご家族に囲まれて穏やかに迎えられるよう配慮するのが、私達の役割であると考えています。旅立ちが近いことを医師が判断し、ご家族へお伝えしています。

■ 病棟付帯施設の案内

<患者さんのお部屋>

患者さんのお部屋

患者さんのお部屋

全室個室となっております。

トイレ・洗面台・テレビ・有線放送・クローゼット・鍵付きチェストなどが備えてあります。(お部屋により異なります)

お部屋の中は患者さんとご家族のプライベートな空間です。調度品(大きくないもの)や写真、手作りの作品などを飾って頂いても構いません。ご自宅にいる時のようにリラックスしてお過ごしください。

<家族室>

家族室

10畳の和室が二部屋あります。
1泊3,240円でご利用いただけます。(別途お布団一組324円)

またご家族でお過ごしいただくため、キッチン・お風呂も併設されています。

<祈りの間>

祈りの間

お祈りしたい方はご自由にお使いください。医師との面談でも使用します。ご家族間の話し合いなどにもご利用いただけます。

  • パストラスケア
  • ボランティア
  • 当院は公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院です。