【リハビリテーション室】インフォメーション⑥

こんにちは。リハビリテーション室です。

カレンダーの残り枚数も少なくなり、冬に向けて一直線となってきましたね。

 

寒くなってくると動くのが億劫になってくる方も多いのではないでしょうか?

じーっとスマホを見ていたり、長時間同じ姿勢でいることが多い人は肩こりに悩まされていませんか?

 

 

肩こりとは、 首から肩・背中にかけての筋肉がこわばり、だるさ、重さ、疲労感、ときに痛みを感じる症状を言います。よりひどくなると、痛みから頭痛やめまい・吐き気などを伴うこともあります。

肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首

の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋と

いう幅広い筋肉がその中心になります。

 

 

首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などが原因になります。

 

 

運動はそれ自体が、血流を改善する効果があります。それと同時に、筋肉量の低下を防ぎ、柔軟性を高めて、筋肉をしなやかに保ちます。筋肉は血液を送るポンプのような役割をしているため、運動を継続することで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりを起こしにくい身体をつくることが大切です。

肩こりの予防を目的とする場合、筋肉に強い負荷をかけるよりも、筋肉を動かすことに意味があります。ハードなトレーニングよりも、散歩やウォーキングなどの軽めの運動がお勧めです。それが難しければ、室内での浅い屈伸運動でも全身の血流がよくなるので、定期的におこなうようにしましょう。歩くときは手を少し大きく振る、屈伸運動では膝を伸ばすときに両手を上や前、横に伸ばす方法で、肩の筋肉もほぐすことができます。

一方、「ストレス」による肩こりの解消にも、運動は効果的です。身体を動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなるからです。また運動を始めると、やり方をおぼえたり、グッズ(運動着、靴など)を選んだり、目標をもつ(タイムを縮める、体重を減らすなど)といった楽しみが増え、それもストレス解消につながります。