連日猛暑となり外出もままならない日々が続いていますが、夏ならではのイベントや楽しみもたくさんありますね。緩和ケア病棟でも様々な「夏」を皆さんに感じていただけるように工夫しています。
仙台七夕まつりに合わせて今年もデイルームに七夕飾りが設置されました。患者さんやスタッフの書いた短冊を飾り、たくさんの願いをのせて病棟を彩ってくれています。花も七夕仕様になっていてとても素敵です。
屋上からは仙台駐屯地の夏祭りや楽天球場で上がる花火がとても良く見えます。先日、患者さん方と一緒に夕涼みがてら花火鑑賞をしました。
ちょうど面会に来られたご家族と一緒に花火を楽しまれたFさんはビールを片手に花火が上がるたびに感動の声をあげていました。ご家族との思い出のひと時になったでしょうか。
「空気が気持ち良かった。やっぱり実際に外で見ると違うね」とMさんは話され、夏の夜の空気感なども味わうことができたようです。
外にいけない患者さんやご家族にも夏を感じていただけたらと、スタッフが手作りした折り紙の笹や花火も飾っています。色鮮やかで見ているだけでもワクワクしてくるようです。
また、月に1回のハンドケア・フットケアボランティアもありました。パストラルハープを聴きながら、楽な体勢でフットマッサージやネイルをしてくれています。「とっても気持ちよかった」とAさんも大満足でした。
立秋も過ぎ、残暑となってきています。秋に向けて少しずつでも、過ごしやすい日が増えると良いですね。