こんにちは。栄養管理室です。
9月21日は中秋の名月でした。みなさん、夜空を見上げてみましたか。
澄んだ空気に虫の音の演奏会、秋の訪れを感じますね。
今回は、栄養関連の話題について2つお話しします。
世の中に『日本人の食事摂取基準』なるものがあることはご存知でしょうか。
「健康な個人及び集団を対象として、国民の健康保持・増進、生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すもの」で、健康増進法の規定に基づき厚生労働大臣が定めています。
5年ごとに改訂され、昨年2020年版が発表されました。今回は高齢者の低栄養予防やフレイル予防も視野に入れた策定が行われています。
もう一つ、『日本食品標準成分表』というものもあります。
こちらは、日常的に摂取する食品の標準的な成分値を収載する唯一の公的データ集で、2,478食品が収載されています。
昨年5年ぶりに全面改訂され、「2020年版(八訂)」として文部科学省が公表しました。継続的な検討が行われ、毎年「追補」の形で情報提供がなされます。
季節は秋。実りの秋、食欲の秋でもありますね。
普段の食事に、晴れの日の食事に、旬の食べものを取り入れて、季節を感じながらほっこりとした時間を過ごしていただきたいなと思います。
体の栄養とともに心にも栄養を!!