【診療情報管理室】インフォメーション②

こんにちは。診療情報管理室です!

 

新型コロナウイルスの感染が日本で確認されてから約1年が経過しました。まだまだ不安な日々が続いておりますが、皆さまどうぞご自愛ください。

 

私たち診療情報管理室では、病気にコードをつける「コーディング」と呼ばれる仕事があります。1桁目にはA~Zのアルファベット、その後に3桁の数字を組み合わせたコード(例外あり)です。「インフルエンザA型」であれば「J101」となります。このコードは世界で統一されており、病気の呼び方が違っていても、同じコードであれば同じ分類の病気であることが分かります。

その中でアルファベットの「U」は特殊目的用コードと呼ばれ、原因不明の新たな病気の暫定的な分類のために空白となっていました。その「U」に追加された最初の病気が「重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ))」です。そして、ついに昨年は新型コロナウイルス感染症の「COVID-19」が追加されました。

早期に新型コロナウイルス感染症が収束し、この「U」コードに再び新たな病気が追加されませんように…と祈るばかりです。