当院では、患者様が病気を治すことに少しでもお役にたてるように職員一同、努力しております。また、治療の間、とりわけ、慢性の病気で長期入院を余儀なくされる場合も、可能なかぎり、苦痛のない快適な生活ができるようにお手伝いをするようにこころがけており、このような患者様への奉仕の精神で、職員一同、働いております。
この奉仕の精神は病院開設以来のものであり、多くのボランティアの参加をいただいておりますし、また、病院経営にあたっても利益を追求しない非営利の方針を守ってきております。これはキリスト教の博愛、平等、奉仕の精神に通じるものでありますが、当院では当然のこととして患者様の宗教などを含めた個人の生活観、価値観などを大切にして診療をさせていただいております。
もし、キリスト教の信者でないといけないのではないか、宗教活動をしているのでないかとか、また、そうでなくとも、なんとなく堅苦しい病院という印象をもたれることがあれば、そんなことはまったくありませんので、気軽にこの光ヶ丘スペルマン病院を御利用いただけるように、お願い申し上げます。

スペルマン病院 院長 志村 早苗